★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 言葉あそび575交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 言葉あそび575交心w12k121703
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笛吹けず木枯らしの音に巻かれけり
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夜家の中で聞くもがり笛も怖いくらいにもの悲しくなりますけれど、旅の果ての北国の森か峡谷で虎落笛の音を聴いたらどんな心になるのだろうと想像してみました。けれど虎落というのは戦の時の竹で編んだ柵と言いますから、谷間に聞く風の音は虎落笛とはいわないのでしょうね・・・
「笛」は「竹冠」と「由」でできています。
「由」という字は、象形文字で、おそらくは「○ゆう」の形で、瓢箪の類(ひさご)の実が熟して溶け、殻の中がからっぽになった形だといいます。
「由」のつく外の字を見てみると、瓢箪の類の実が熟して油のようになった状態を「油」といいます。
中がからっぽで回転するものを「軸」。
熟して油状になったものを抜き取ることを「抽」という。 。。。『字解』p667
生活の中から漢字は作りだされてきたのですね。
中がからっぽの竹を楽器として使用するものを「笛」というんです。
笛、太鼓はコミュニケーションの最初の音利用だったのでしょうけれど、言葉が作りだされ、神が発明され、祭りが暮らしの中心理念を創りだしていくと、自然と音楽と踊りが神を楽しませ祈りを聞いてもらう儀式になってゆき、祝詞が歌謡に発展して、芸能集団も生まれてきたということでしょう。
そして祝詞も歌謡も芸能も自然の絶妙の不思議な力の賞賛と模倣がその根源なのでしょうね。それは命のダイナミズムと悲喜交々の情感を共有し合うコミュニケーションの根源でもあるのでしょうね。
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漢字物語0023『 「笛」 竹でできた空っぽのもの 』 へどうぞ!!! ☆☆☆
わが天に霊降りて来よ寒昴 仁
われ空っぽの口サイにやあらん
太古のわたしたちの祖先は自然を神として交感しながら生きてきたのでしょう。
今もわたしたちの根源的な心性は神=自然と共に在り、命の原点に帰れば、いつでも、どこでも、カミと見えることができるのだと思います。
命の根源に帰れなくなると、ということは命の根源を見失うと、銭が神になったり、原発が神になったり、戦争が神になったりするのでしょう。
そんな風潮が渦巻きはじめているのを感じます。
笛吹けず木枯らしの音に巻かれけり 仁
吹き飛ばされて踊りもならず
★ つけ句あそび575交心w12k121103
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凍て瀧や旅の果てなるもがり笛
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> 石狩の木洩れ日の射す氷沼かな 夢呼
光も凍てて虹となるらん 仁
凍て瀧や旅の果てなるもがり笛 仁
天地の霊の漲る夕べ
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夢呼さんの『 「池谷幸雄体操倶楽部」 他 』 への交心です。 ☆☆☆
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