★。・。・゜♪゜・。・。★ 言葉あそび575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★
★ 言葉あそび575交心w12k120603
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謎解きも根っこ探しも鵙の贄
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万葉集01ー0020 あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 額田王
万葉集01ー0021 紫のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋いめやも 大海人皇子
「天皇の蒲生野に遊猟したまへる時、額田王の作る歌」と前書きがある通り薬狩りの時の宴会の席での座興歌であるとされています。まだ呪術が信奉されている時代ですから、座興の中にも呪術が内包されているのかもしれません。神仏への祈祷と呪詛が祭祀の原理で、歌謡も祝詞の発展として、座興の席で朗々と吟唱されてきたのでしょう。
言葉は知る力、伝える力を持っていますから、その力を霊の力と考えていたのでしょう。
言葉の音にも文字にも霊力が内蔵されていたのです。
そして霊力は自然の力そのものでした。
額田王さんの<君が袖振る>は臨場感のあるすごいドラマが胚胎しています。
万葉集がもし虚構の産物だとしたら、万葉集にはどんな謎が封印されているのでしょうね・・・
謎解きも根っこ探しも鵙の贄 仁
今の安堵も定めなかりき
額田王と大海人皇子と天智天皇の不思議な関係は人の知る所ですが、それは単に個人的な関係ではなく王朝形成の氏族間の力学だったのでしょう。大和王朝を形成する新しい勢力が、日本という新しい独立国家を創生するビジョンの構築を胚胎していました。
しかし、天武天皇、天智天皇、額田王の出自の謎が封印されてきたままでは、歴史の真実は闇の底だし、捏造された神話と歴史の反復がつづくだけなのでしょう・・・
勝てば官軍の国家論理が、今でも、世界と歴史を支配しているのですね・・・
世間虚仮。歴史虚仮。
祭祀から独立して、歌謡が文化力として市民権を獲得し、その遊戯性と芸術性がステータスシンボルの地位を占有していくことにもなります。
遊びをせんとや生まれけむ・・・の清盛入道の夢も無常の露と消えていきますけれど。
> ながらへむと思ふ心ぞつゆもなきいとふにだにも足らぬうき身は 西行
西行さんは命の自然、大河の流れに載って、死をも演出し、念じる通りに死んでいくことができました。言葉が創りだしてきた世界をそのままに生きつらぬいてきたのでしょうね・・・
西行さんもミラクル如来でしょうか。
> いついつと待ちにし人は来たりけり今はあひ見て何か思はむ 良寛
良寛さんのてまり如来です。
良寛さんの至福の愛もミラクルですね。
破芭蕉?如来に遇わんかな 仁
生きもうけしてこれも如来か
★ 言葉あそび575交心w12k120102
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冬すみれほどに小さく生きめやも
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> 仲間呼ぶ鳰の鳴く声波ゆれて 葉呼
鳰は鳰連れ烏は烏 仁
葉呼さん、交心ありがとうございます。
<一休さんの入門手続きは>は、簡単なことですよ、と想定通りの凡愚老仁のお返しです。
> 本来の面目坊の立姿一目見しより恋とこそなれ 一休
つまりは葉呼さんの内部の面目坊さんに巡り会って、一目惚れすればいいんです。自分の中の面目坊に気づけば、人の中にも面目坊さんを見つけ出すことができるんですよ。面目坊さんと面目坊さんが巡り会うんです。面目坊さんたちとの巡り合いが一休さん入門です。比べず、選ばず、軽んぜず、が面目坊さんのスタンスですよ。
真似一休さんを生きることが楽しくなればいいんです。
まず、真似をすることが始まりです。
> とびはとび雀は雀鷺は鷺烏は烏なにかあやしき 貞心尼
一休さんを真似することは一休さんと一体化することです。私が小さくなっていくことです。そんな一休さん真似の一つに、一休さんの『骸骨』を生きるがあります。
一休さんの『骸骨』が一休さん真似スキルの入門でしょう。
☆ 『一休文芸私抄 二「骸骨」を読む』 水上勉著 中公文庫
まずは、言葉あそびの中で、『骸骨』を生きてみることが、イメージトレーニングになるかもしれません。
凡愚老仁はイメージトレーニングだけで自足しているのですけれどね・・・
自分の中の「私」、人の中の「私」が小さくなっていくことの過程を楽しめるようになれればいいですね。
冬すみれほどに小さく生きめやも 仁
相見るだけの縁にあれど
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